通な音楽の楽しみ方

蓄音機 世界初のレコードを発明したのが、あの有名なトーマス・エジソンであるということを知っている人は、どのくらいいらっしゃるのでしょうか。
電話機の実験を行っていた際に、振動盤に取り付けた突起物に指を当てると声の振動を感じることに気付いたエジソンは、これをどうにかして次の新しい発明に利用することはできないだろうかと考えていました。
最初に発表したのは、円筒に巻きつけたスズ箔に記録した音声を、手動ハンドルを回すことで再生するというものでした。
これが蓄音機である「フォノグラフ」です。
後にエジソンは、白熱電球の研究に集中するため、フォノグラフの改良を他者に任せることになります。
「グラフォフォン」として改良が進みました。


初めての円盤型レコード

現在では、SPレコード(Standard-Playの略で、1分間に78回転するディスク)とLPレコード(Long-Playの略で、毎分33と1/3の回転するディスク)など、いくつかのタイプがあります。
その円盤型レコードの原型を開発したのは、エジソンとは別で蓄音機の研究をしていたエミール・ベルリナーです。
エジソンが音声を録音していたスズ箔は一度だけしか使用できなかったのに対して、ベルリナーは複製することに成功し、それをどんどん改良していくことで音楽を記録し素敵な音色を奏でるものとなったのです。
レコードが手軽に利用できるようになってから、世界には音楽が溢れるようになりました。


買いたくなるジャケット

特にプログレッシブロックのジャケットは、レコードにとって大切なものでした。

音楽のクオリティの高さに加え、ジャケットのデザインが、収録されている楽曲のイメージとつながっているものが多かったのです。
特に70年代の作品はどれも個性的で、購買意欲をそそるだけでなく楽曲に対する期待を高める効果がありました。
写真の技術が現在のように進歩していなかったため、絵を使用した文字通りのアートな作品ばかりでしたが、次第に実写のジャケットなども登場し、さらにバリエーションが豊かになりました。
芸術としてレコードをコレクションするなら、ジャケットで選んでみるのも楽しそうです。
プログレッシブロックの知識が少ないのであれば、ジャケットを見てどんな楽曲であるのかをイメージして購入してみるというのはいかがでしょうか。
自分の感性や創造力がアートにどのくらいアプローチできるのか、そんな通な楽しみ方もおすすめです。

 

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